キノは、テーブルゲームやビデオゲームのものとは打って変わったゲーム!
名前を聞いただけで「何のこっちゃいな!?」と、今いちピンとこない人もいるでしょう。
実はキノというゲームは、日本で流行の宝くじの「LOTO 6」に大変似たようなもので、抽選の数字を当てるゲームです。まさに純粋な運任せのゲームと言っても過言ではありません。
ロトとの大きな違いといえば、「抽選の数字」として予想したい数字の数を自由に設定して賭けられること。
例えば、オンラインカジノでは、1~80までの合計80個の中から、予め抽選された数字の個数が20個と固定されていて、それに対してプレイヤー側はお好きな個数で番号の予想を立てれます。配当も「予想の合計数」と「当てた数」に応じて、千差万別で異なります。
ランドカジノでも、実はキノがプレイできる一角の場所が必ず設けられており、たいていスポーツブックと同様なラウンジでソファーに座って、お酒を飲んでくつろぎながら楽しめるゲームとして定着しています。
キノの呼び方には様々で、ケノ、キーノ、ケーノなどとも呼ばれています。
キノの起源は、紀元前1100年の古代中国に遡り、Cheung Leungという漢王朝の皇帝によって発明された伝えられています。この時代では、戦争が長く蔓延していたときで、Leungの町では紛争によって財務に莫大な負担がかかっていた時代です。そこで、不足しつつある食糧を購入するお金を調達する為、キノを発明するに至ったとされています。このゲームが大ヒットし莫大な収益も得られ、Leungの町も平和になり、さらには万里の長城まで建てられて復興に至ったと記録されています。
時が経ち19世紀になると、キノは他国州でも知られるようになります。アメリカへ働きに入国した中国移民者からの紹介がきっかけで、瞬く間に人気のゲームとなりました。このときは「中国くじ」と呼ばれてました(この頃は、中身がナンバー式ではなく記号を使用したものでした)
やがて、アメリカでもカジノ合法化が進み、ナンバー式に変更してからカジノのゲームとして認められ、現在に至っています。
① 1回のゲーム当たりベットする金額を決める。
日本の宝くじ「LOTO 6」などは1枚当たりの購入金額は決まっていますが、オンラインカジノでは1ゲーム当たりの賭け金は任意に決めることができます。今でいうロト6は一口当たり200円ですが、オンラインカジノではそれ相当の金額以上でも以下でも自由に設定できるという訳です。但し、当然のように賭け金の大きさに比例して配当も変わってきます。自分で楽しめるお好きな感覚での設定をお勧めします(ゲーム別でもベット上限は異なる)
② 番号を予想する。
賭け金を決めたら、当たり番号の予想を立てます。ここでのロト6との大きな違いは、前述でも説明したように、必ずしも「抽選発表の合計数」の分だけ予想を立てる必要がない点です。オンラインカジノの場合、20個の抽選に対して、お好きな個数で予想を立ててプレイできます。ほとんどのゲームでは、1個から選択でき、多くて10個まで予想できます(一部、最大で15個選択できるゲームも)
③ 抽選の当たり番号が発表される。
予想番号の選択してボタン(「プレー」など)を押すと、一つずつ番号が発表されます。このとき、予想した番号が的中すれば配当が貰えますが、予想した分の全てを当てるのではなく、ある程度の分だけ当てれば配当が貰える仕組みとなっています。もちろん、的中した分が多ければ多いほど貰える金額も大きいです(この点は、ロト6と共通)
尚、 配当については各ゲーム、②で実際に数字を選択した際に一覧表示され詳細をチェックできます。
▼配当について
キノのゲームは、1-80の合計80個の中から、20個の当たりくじが隠されています。
キノの予想番号を的中した際の配当については、細かい数値は各ゲームによってそれぞれですが、難易度が高ければ高いほど高額な配当を獲得できることに変わりはありません。配当は各ゲーム、賭け金の倍率性で決められてます。
一つでも多くの当たりを狙いたい場合、予想の数を多く立てれば良いだけの話ですが、ある一定以上の当たりの数が揃わないと配当が貰えない傾向となっています。つまり、予想を立てた数が多い分、配当の貰い始めまでの壁が高いことを意味しています。逆に予想の数を多く立てて、パーフェクトに的中すれば起爆力たっぷりの超高額な配当をゲットできます!!
「予想の数が大」と「的中結果が100%」で一攫千金を狙えるのも夢ではありません!
キノは、遊び方&ルール共に大変シンプルで、どちらかというとギャンブルよりもちょっとしたお遊び的な要素が強いゲームだといえます。その為、ギャンブルに関心の薄い方でもキノなら当たりくじを引くような感覚で気軽に楽しめて、どのユーザー層でも日常生活として受け入れやすいものがあります。
しかも、ルーレットや他のテーブルゲームとは違い、比較的少額ベットでプレイでき、運が良ければ大当たりを引いて高額賞金をもらえます。一度の失敗でも、長い時間、何度でもトライできる面があります。
このキノで勝つための攻略法や必勝法というものは特にありませんが、敢えて言えば、抽選の中で連続した数字が当選されるケースもざらにあって、そこをターゲットに賞金を狙うやり方もあります。予想の少ない数で全て的中させていくだけでもかなりの配当を得られます。
キノは、抽選の公開まで一定のスパンを必要とする日本の宝くじとは違って、すぐにはっきりとした結果が出るゲームであり、しかもご自身で賭ける金額を好きなように設定できるので、ある意味で融通の効ける面としてお勧めできるゲームです。